真空管マザー(AX4GE Tube-G)としての余生
2012-02-26



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 2002年頃、AOpenから真空管搭載のマザーボードという誰もが首を傾げるような怪しい製品が発売され、案の定、市場からは直ぐに消えてしまった。
 発売当初は20,000円位したようだが、手元にある物は、2004年3月、秋葉原の「俺コンハウス」にて格安(4,980円)で手に入れたもので、当時、わけあり品のような売られかたをされていた。
 ネットで調べたところ、背面に取り付ける「ステレオピンジャックの左右(赤と白)が逆」になっており、更に「アースの線が片側しかつながっていない」という、何ともお粗末な不具合が判明したが、半田付けで簡単に直すことができた。そのほか、特に、不具合は見つかっていない。
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  購入した当初は真空管を差し替えたりして暫く使っていたが、真空管の使用の有無にかかわらず、オンボードのサウンド機能を使った場合、テレビチューナーボードから録画する際や、MIDIキーボードから入力する際などに音のずれ(遅延)が発生するため、別途、サウンドカードを挿して使うことにした。その結果、真空管を含むマザーボードのサウンド機能は封印され、まったく使わなくなってしまった。
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 しかしながら、アナログテレビ放送の終了とともに、本機もテレビ録画機としての役割を終え、また、TU-870R(真空管アンプ)というよき伴侶も得たことからたことから、真空管マザーとしての本来の姿で、引退後の余生を送ることとなった次第である。
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 引退(真空管マザーとしての復活)の記念に、差替用の真空管を買ってあげることにした。
 
 
 ここのところ毎週のように通っている、東京ラジオデパート2階のキョードーでTRONALのECC88(1,400円)を購入。 
 
 
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 これで、このマザーボードで使える真空管は、(写真左から)
 買ったときに付いてきたSOVTEK(ロシア製)の6922、
 マザーボード購入当時の2004年頃、東京ラジオデパートの1階(当時は、1階で真空管を売っていた。)で購入したZENITH(米社)ブランドの6DJ8(1,200円)、
 そして、今回購入したTRONALのECC88
 の計3本になった。
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